私が初めてネイルに興味をもったのは、中学生のころでした。
ジェルネイルをしていた従姉妹のお姉さんの指先を見た時に、
あんまりきれいでうっとりしてしまい、
指先から目を話すことができなかったのを今でも覚えています。
ネイルに対する情熱のきっかけ
小学生のころは、母や自分の姉がたまにマニキュア(今はポリッシュと呼ばれるようになりましたね)
をつけているのを見て、それなりにきれいだな、素敵だなと思っていました。
でも、今はポリッシュでもデザインを入れたりすることがありますが、昔はマニキュアを塗る時に、
デザインを入れたりすることってほとんどなくて、一色のみを塗ることが多かったですよね?
なので、きれいだなとは思ったけれど、心を揺さぶられるほどではなかったんだと思います。
それが、いとこのジェルネイルを見て、ネイルの可能性をすごく感じたんです。
おしゃれは指先からとはよくいいますが、これはジェルネイルがあってこそだなって。
そこから、私のネイルに対する情熱が燃え始めたんですね。
当時はまだネイルサロンの施術料がすごく高い時代でしたので、
なかなか中学生が気軽に行けるところではなかったのだけれど、
ちょうどお正月明けでお年玉をいただいたときだったので、
さっそく従姉妹が通っているネイルサロンに連れて行ってもらいました。
そこはこじんまりしたサロンでしたが、ネイルデザインの見本ちっぷがたくさんあって、
どれもすっごくキレイで、「一生ここにいたい!」」って思いました。
従姉妹が施していたネイルは、ピンクベージュを基調にして、
少しストーンなどでアクセントを加えた上品なデザインでしたが、
当時の私はまだ中学生だったということもあり、かなりポップなデザインをチョイス。
たしかユニオンジャックかなんかを親指と人差し指に入れて、
そのほかの指は水色と赤を交互に入れてもらったような……
今ではとても自分でやろうとは思わないデザインですね(笑)
その時担当してくださったネイリストの方は、
3Dのバラをつけていて、すっごくかわいかったな。
ヘアスタイルもメイクもすごくおしゃれで、
ネイリストの人ってみんなとてもきれいなんだなと感動しました。
当時は中学生ですので、メイクなんてほとんどしなかったから、
エクステやつけまつ毛も衝撃的で、メイクについてもちょっと興味が湧きました。
何度も練習した日々
冬休みの間、学校が始まるまでジェルネイルを施した自分の指を愛でて過ごし、
学校が始まるときに自宅で従姉妹にオフしてもらいました。
中学校ですので校則も結構厳しくて、ジェルネイルなんてつけて学校に行くことは不可能。
それでもネイルを常にきれいにしていたい!という気持ちが強かったので、
週末はポリッシュを使ってデザインネイルにチャレンジしたり、
安いジェルネイルキットを買って、自宅で練習しました。
でも、ジェルネイルはオフするときに結構爪に負担がかかるので、
土曜にジェルネイルをして日曜にオフとなると、すごく爪に負担がかかるんですよね。
最初は頑張ってやってましたが、そのうち爪がペラペラになってきちゃって、
しばらくしてからはポリッシュのみをやってました。
春休みや夏休みなどの長期のお休みには、ジェルネイルを楽しみました、
特に夏休みは1ヶ月以上あったので、ネイルサロンできれいにネイルしてもらって、
かわいくなる指先を見ているのが幸せで仕方なかったです。
ジェルネイルができる期間は限られていたけれど、ポリッシュでいろんな練習をしたし、
練習用のチップをインターネットで購入して練習したりしていたので、
中学生の割りにはかなりいろんなネイルデザインをつくってました。
雑誌もたくさん買って、素敵なデザインだなと思うものは真似して、
難しいものはなかなかきれいにつくれないから、何度もできるまで練習してました。
ちなみにその頃使ってたジェルは、名前は覚えていないんですけど、
ネットで売っているものの中で一番安いもの。カルジェルとかも使ってみたかったけれど、
中学生が気軽に買えるような値段ではなく……。
高校生になるまではずっとその安いジェルでネイルをつくってました。
そうこうしているうちに中学校を卒業し、
比較的校則がうるさくない高校を受験して、
より充実したネイルライフを送るようになります。