ネイリストとして働くには、いろいろな方法があります。
ネイルサロンでネイリストとして働く方法、自分でサロンを開業する方法、自宅でフリーランスとしてネイリストの仕事をする方法、お客様のもとに出張という形で足を運んでネイルを施す出張サロンという形など、働き方はさまざまです。
ネイリストは細々とした道具が必要になりますが、そのどれもが小さく、持ち運びしやすいものなので、比較的身軽に仕事をしていくことができる職業です。
しかし、どんな方向で働いていくにせよ、まずはネイルサロンで経験を積んで、それからご自身の望む形へのキャリアチェンジをすることが望ましいと思われます。
最初はサロンで働く
ネイルサロンの仕事の流れがわからないと、その他の形で働くときも勝手がわからなくて苦労すると思いますし、ネイルの技術や接客技術を身につけるためには、やはり最初はサロンで働いたほうが、たくさんのお客様の施術を行えるので上達が早いと思われるからです。
また、高校や大学を卒業してネイルスクールに通い、そこからすぐにフリーや独立という形で働き初めてしまうと、社会人経験を何も積まないままに自分で仕事を始めることになってしまうので、一般常識などを身につけることができず、後から必ず苦労してしまいます。
ネイルサロンである程度の経験を積んだら、それぞれの働き方で働きましょう。
自分でサロンを運営するなら、店舗を借りるか、自宅兼サロンという形でこじんまりと運営するか、という選択があります。大きく経営していきたという方は店舗を借りるとよいでしょうし、結婚して家事や育児と両立しながらサロンを運営していきたいということであれば、自宅サロンのほうが両立しやすいと思われます。
ネットワークをつくっておく
出張サロンは、自分で店舗を持ちたくない、自宅サロンも持ちたくないという方におすすめの形態になりますが、営業活動が難しいので、顧客を掴めるようになるまで時間がかかる場合が多いです。
出張ネイリストとして働きたい方は、サロンスタッフの間に顧客を掴んだり、ネットワークをつくっておくと、独立してからの仕事がやりやすくなります。
ネイリストは、自分のライフスタイルに合わせた形で仕事ができるので、技術さえあればかなり大きな可能性のある職業だといえます。
この仕事を目指す方はかなり増えてきているので、独立して一定の収入を得るにはさまざまなノウハウが必要となりますが、ぜひ興味のある方は頑張ってみてください。