ネイルサロンて、なんとなく若い方のイメージがありますよね。
年齢を重ねている方でも、40~50代くらいまでで、60代のお客様はごく少数ですし、70代のお客様はまずいらっしゃいません。
けれど、おしゃれっていくつになってもしていたいもののはず。
ネイルは若い人しか興味を示さない?
洋服を買うときは、70代の方もすごくウキウキした様子を見せますし、アクセサリーのお店でもおばあちゃんが楽しそうに宝石を眺めている様子を見かけます。
でも、なんでネイルは若い人しか興味を示さないのかしら?
ということで、先日私の祖母にジェルネイルを施してあげました。
年配の方でも、マニキュアだったら絶対に若いころはやっていたと思うんです。でもジェルネイルとなると、費用がかかることや、自分で気軽に取ることができないことなどから敬遠してしまうんだろうな、と思い、祖母に聞いてみたところ、やはりビンゴ。
「とりあえず試しにやってみて、外したいときはすぐに私が外しにくるから」といい、シンプルなラメグラデーションにしてあげました。
ラメの色は、意外にゴールドを所望した祖母。たしかに肌なじみがいいので、目立ちにくくて無難です。
実際にネイルをしてみたら、祖母は目を輝かせて喜んでくれました。
マニキュアよりもつやがあるし、水仕事をしてもはげないので、すごく便利とのこと。そうなんです。ジェルネイルってすごく便利なんです。爪の補強にもなりますしね。
で、祖母が外してほしいというまでそのままにしておいて、連絡があったのは平均的な時期の3週間後でした。
ジェルネイルの高齢化を進めたい
3週間経った爪はかなり伸びていますので、祖母はすごく嫌だった様子。
そのまま爪を切ってしまおうかと思ったようですが、なんとか我慢したのだとか。年配の方は爪が伸びているのをすごく嫌がりますもんね。ネックはここでしょうか。
そして、近隣にサロンがないと行くのも面倒だし、費用もかかる。維持の手間を考えると、どうしてもやらない方向に落ち着いてしまうのかもしれません。
であれば、簡単な施術であれば料金をかなり抑えめにして、出張費をとらない形で訪問サロンとして運営をすれば、祖父母の年代の方でもジェルネイルを楽しんでくれるということですよね。
おしゃれをしていると、すごく心が晴れやかになるので、痴呆症などの改善にも効果があるんじゃないかと思っているので、ぜひこれからジェルネイルの高齢化を進めていきたいと考えています。
しばらくは私の祖母に実験台になってもらって、高齢者のジェルネイルの反応をいろいろと調べてみようと思います。